橋爪大三郎著、筑摩書房、¥680+税
2003.3.10 初版
「心」はあるのか
なぜ「本当の私」を探してしまうのか?
見知らぬ人に言葉が通じるのはなぜか?
「心」の謎を解き明かす。
目次より
「心」がないとはどのようなことか
名前は他者の人格を露にする
「愛している」と言うから愛している?
「くり返したい」が感動の基本
それでもまだ「心」が気になるのなら・・・
- 講義のはじめに
- Ⅰ 人は「心」をどう論じてきたか
- 1 「心」はどう論じられてきたか
- 2 なぜ「心」があると思うのか
- 3 言葉はなぜ通じるのか
- 4 人間はどのような存在か
- Ⅱ 心を解く鍵-言語ゲーム
- 5 言語ゲームとは何か
- 6 言語ゲームは価値相対主義か
- 7 言語ゲームと「心」の働き
- 8 懐疑論と言語ゲーム
- Ⅲ 「心」の問題を解き明かす
- 9 愛と性を考える
- 10 言葉と倫理
- 11 美の感動と言葉
- 12 なぜ「心」が問題となるのか
- あとがきにかえて-それでもまだ「心」が気になるのなら…